サントリーの工場で使う水
サントリーでは、おいしい飲みものをつくるため、原料になる水はもちろん、生産のために使われる全ての水の質を、とても大切に考えています。また、工場内で使用する水を減らしたり、はい水を魚がすめるぐらいきれいにしてから流したりするなど、水環境を守っていくための努力をしながら水を使用するよう心がけています。
1. サントリーにおける水の使用量
※2021年は、国内生産27工場、海外生産64工場が対象
※原単位は製造1キロリットルあたりの使用量を表す
サントリーグループの工場では、製品の原料としての水だけではなく、製造設備の洗じょうや、冷きゃくなどのために、多くの水を使用しています。工場でのさまざまな節水活動の取り組みにより、製品1本をつくるために使う水の量は、1990年(平成2年)ごろに比べ、半分以下に減っています。
サントリーでは、水資源を大切に使っていこうと、水使用量をできるだけ減らしていくよう、努力しています。
2. サントリーが使用する水の特ちょう
サントリーは水を飲みものの原料に使用するので、工場は、まずきれいで質のよい水が採れる場所に建てられます。
認定パネラーによる官能検査
そこで採水した天然水の質を保つために、工場のタンクは1回使用するごとに洗じょう、タンクの殺きんも定期的におこない、毎回、社内の認定パネラーが官能検査で水質を確認しています。
サントリーは、製品に使う水の質を守るだけでなく、使用する量を減らして地球の水資源を守っていくことにも、力を注いでいるんだね。