サントリーのペットボトル
ペットボトルには、小さな子どもからお年寄りまで、どのような人にも使いやすいように、いろいろな工夫がされています。このように、「あらゆる人に優しい」デザインのことを、ユニバーサルデザインといいます。
人に優しく、地球にも優しいサントリーのペットボトルをごしょうかいします。
1. 人に優しいペットボトル
●指がすっぽり!「ゆびスポットボトル」
2リットルの水が入ったペットボトルの重さは、約2キロ。重いので、しっかり持ちやすくする必要があります。サントリーでは、2005年3月に、「ゆびスポットボトル」というボトルを開発しました。このボトルの特ちょうは、ボトルの真ん中につけたくぼみです。このくぼみに、指がスポッとおさまるので、2リットルのペットボトルでも、持つ手が安定し、さらに、従来のペットボトルよりスリムになっているため、開けやすく、持ちやすく、注ぎやすくなりました。
「サントリー天然水」をはじめ、「サントリーウーロン茶」、「サントリー緑茶 伊右衛門」、「ライフパートナー DAKARA(ダカラ) フレッシュスタート」など、たくさんの2リットルペットボトルに使われています。
ゆびスポットボトル
●はがしやすい!「ロールラベル」
使い終わったペットボトルは、ふたを取り、ラベルをはがしてリサイクルに出します。「サントリー天然水」のペットボトルのラベルには、「ロールラベル」という、はがしやすいものが使われています。ほとんどのペットボトルのラベルには、ミシン線が入っていて、そこを切ってはがしますが、「ロールラベル」は、のりではり合わせたラベルで、角の「はがし口」をひっぱるだけで、簡単にラベルをはがすことができます。持ち運ぶときにははがれにくく、飲み終わってはがすときには簡単にはがすことのできる「のり」を開発し、環境のことを考え、できるだけ少ない量でラベルをはり合わせています。
ロールラベル
2. 地球に優しいペットボトル
ペットボトルは石油から作られるポリエチレンテレフタレート(英語で書くとPolyEthylene-Terephthalateになります。頭の文字をとって「PET(ペット)」と呼んでいるのです)と呼ばれるものからできています。
2013年2月に発売された「サントリー天然水」2リットルペットボトルは、国産最軽量(※1)となる29.8グラム。国産2リットルペットボトルで初めて30グラムを切りました。2013年5月に発売された「サントリー天然水」550ミリリットルペットボトルは、11.3グラムと、こちらも国産最軽量(※2)のペットボトルになりました。軽くすることで、ペットボトルを作るときに使われる、石油から作られたペットボトルのもと(ポリエチレンテレフタレート)の量を、今までよりも少なくすることができます。その上、550ミリリットルのペットボトルは、植物由来素材を30パーセント使うことにより、石油資源のさく減をさらに進め、より環境に優しいボトルになりました。
国産最軽量(2013年12月現在)
また、飲み終わった後、より簡単に手でつぶせるようになりました。
手で簡単につぶせるペットボトル
※1 2012年12月17日現在
※2 2013年2月現在/自動はん売機用は、13.5グラム
ペットボトルは、世界中でいろいろな人が使うもの。だから、どのような人でも使いやすい、安全な形が考えられているんだね。きちんとリサイクルして、地球にも優しいペットボトルの使い方をしようね。