人間と水の関 わり
わたしたち人間は、水分を取らない日はありません。人間の体にとっても、水はとても大切です。水を飲まないと、体はどうなってしまうのでしょうか。
1. 人間の体の中の水
人間の体はほとんどが水でできています。なんと、生まれたばかりの赤ちゃんだと体重の
- 赤ちゃん
体重3,000グラムだと → そのうち約 2,250グラムが水 - こども
体重36キログラムだと → そのうち約 25.2キログラムが水 - 大人の男の人
体重60キログラムだと → そのうち約 36キログラムが水
2. 水を取らないと人間はどうなるか?
そんなにたくさんの水分が、体の中のどこにあるのでしょうか。
人間の体は、細ぼうという小さなものが100
人間は、水とすいみんさえしっかり取っていれば、たとえ食べ物がなくても2週間〜3週間は生きていられるといわれています。しかし、水を
体内の水が
- 体温を
調節 するあせが出なくなり、体温が上がってしまいます。 - にょうが出なくなり、
捨 てなければいけないものが、体内にたまってしまいます。 -
血液 の流れが悪くなり、全身の機能 が障害 を起こします。
そして、死に
人間の体の大部分は水でできている。水分は体にとって、とても大切なもので、水分をまったく取らないと、4日〜5日くらいで死んでしまうんだ。
【参考文献】
・中村運/著 『生命にとって水とは何か』 講談社
・鈴木宏明/著 『水のはてなQ&A55』 桐書房
・女子栄養大学栄養科学研究所/編 『水と健康』 女子栄養大学出版部
・桜木晃彦/著 『図解からだのしくみがわかる本』 新星出版社
・奈良昌治/著 『水でやせる』 新講社
・左巻健男/監修 『水とからだの健康』 小学館