「水」について楽しく学ぼう!

サントリーと水の歴史れきし

サントリーは、どの製品せいひんをつくるときも、よい水をさがし、その水を大切に守ってきました。サントリーのミネラルウォーターの歴史れきしがとても長いのも、水にこだわってきたからこそといえるでしょう。

1. サントリーと水の歴史れきしの始まり

サントリーと水の歴史れきしは、サントリーの創業時そうぎょうじにさかのぼります。1923年(大正たいしょう12年)、サントリーの創業者そうぎょうしゃ鳥井信治郎とりいしんじろうは、本格的ほんかくてき国産こくさんウイスキーづくりのために、全国の候補地こうほちから、よりよい水をさがしました。そしてえらんだのが、京都きょうとのこう外にある山崎やまざきの水──天王てんのう山のふもとに広がる竹林におおわれた、きよらかで水量すいりょうゆたかな水源すいげんでした。そこに蒸溜所じょうりゅうしょ(ウイスキーをつくる工場のこと)をてるまでに、長い年月をかけて、くわしく水を調べています。

豊(ゆた)かな水を育む山崎(やまざき)
ゆたかな水を育む山崎やまざき

このときから、製品せいひんを開発するときには、まず名水というたからさがし出し、そのたからがこれからつくる製品せいひんに合うか、時間も手間もおしまず研究する、という「水さがし」が、サントリーのものづくりの原点となりました。

2. 製品せいひんに合う水さが
   (サントリーのお茶「サントリー緑茶 伊右衛門いえもん」の場合)

「サントリー緑茶  伊右衛門(いえもん)」の写真
えらびぬかれた水が使われている「サントリー緑茶 伊右衛門いえもん

ふつう、緑茶飲料いんりょうには純水じゅんすいが使われます。不純物ふじゅんぶつを一切ふくまない純水じゅんすいでお茶を入れると、かおりの高いすっきりした味わいになるからです。しかし、お茶のうま味成分せいぶんであるアミノさんを引き出すのは、水にふくまれる適度てきどなミネラル分が必要ひつようです。お茶に合うのはミネラル分の少ない軟水なんすいです。お茶の葉のうま味を引き出してくれ、「サントリー緑茶 伊右衛門いえもん」のお茶の葉と相性あいしょうのよい水さがしの結果けっか山崎やまざきの名水がえらばれました。

「サントリー緑茶 伊右衛門いえもん」は、このえらびぬかれた天然てんねん水と、高いかおりを引き出してくれる純水じゅんすいを、最高さいこうのバランスで合わせています。2種類しゅるいの水を使うという、それまでにはない方法ほうほうをとった「サントリー緑茶 伊右衛門いえもん」は、そのおいしさで大人気となりました。

3. ミネラルウォーターへの取り組み

ミネラルウォーターは、1970年(昭和しょうわ45年)、飲食店用に発売したものが最初さいしょでした。その後、ミネラルウォーターは家庭へ広がり、健康けんこうや安全、おいしさをのぞむ人びとにこたえる製品せいひん必要ひつようになってきました。

サントリーがこのミネラルウォーター発売に早くから取り組み始めたのも、つねに水そのものへのこだわりがあったからです。その取り組む姿勢しせいにより、ミネラルウォーターへのお客様の要望ようぼうこたえることができ、ミネラルウォーターのトップブランドとなったのです。

「サントリー天然(てんねん)水」の写真
サントリーのナチュラルミネラルウォーター「サントリー天然てんねん水」

ミネラルウォーターの生産せいさんりょうが多くなってきたため、1996年(平成へいせい8年)、白州はくしゅう天然てんねん水工場を建設けんせつし、2003年(平成へいせい15年)には、西日本向けに九州きゅうしゅう熊本くまもと工場を、さらに2008年(平成へいせい20年)には鳥取とっとり県にサントリー天然てんねん奥大山おくだいせんブナの森工場も開業しました。工場の用地えらびには、もちろんよい水があることが重要じゅうよう条件じょうけんの1つです。

4. 水を守り、育てる歴史れきし

えらびにえらんだ貴重きちょうな水も、水を育む環境かんきょうが悪くなり、たくわえ育む森林があれてしまうと、だめになってしまいます。一度あれた森は、本来の力を回復かいふくさせるために、長い年月がかかります。

そのため、水源すいげんのある森林を守るための活動がおこなわれてきました。たとえばサントリーでは、工場の水源地すいげんちの森を天然てんねん水の森」と名前をつけ、国や地域ちいきのみなさんと協力きょうりょくして、その森を守り育てる活動をしています。(くわしくは「保護ほご」の中の 、「水と森を育む活動」を読んでください→)

サントリーは、ずっと、水にこだわってきたんだね。おいしくて安全な飲みものをつくるために、時間をかけて水をえらび、その水を守る活動にも一生けん命なんだ。

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