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細長い紙や丸い紙に、カラフルなもようができているね。 実は、それぞれ1本のカラーペンでできるんだよ。
水を使うと、水性(すいせい)カラーペンの色が分かれるのはどうしてなんだろう。
紙(コーヒーフィルター)につけた水性(すいせい)カラーペンのインクは、水にとけて、どんどん紙を上がっていくんだ。このとき、インクに混(ま)ざっていた色が分かれるよ。インクに混(ま)ざっている色は、それぞれ水へのとけやすさや紙へのつきやすさ、顔料(がんりょう)のつぶの大きさなどに差(さ)がある。 水にとけやすく紙につきにくい色は、水といっしょにすぐに上がってくるけど、その反対の色は上がりにくい。だから、色を分けることができるんだよ。
このように、紙を使って色を分ける方法(ほうほう)を「ペーパークロマトグラフィー」というよ。
油性(ゆせい)インクは水にとけないので、水を使ったペーパークロマトグラフィーでは、色を分けることができないよ。
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