01
海や陸地などから蒸発する
海からは、いつもたくさんの水が水蒸気になって空へ上がっています。ほかにも、川、湖、ぬま、陸地からも水が蒸発し、さらに森や林の植物の葉からも水が蒸散※しています。
※蒸散とは…植物の中の水分が、葉などから空気中に蒸発して出ていくこと。
02
雲ができる
空気中に出た水蒸気がどんどん空を上がっていくと、そのうち上空の冷たい空気にあたって冷やされます。すると、冷やされた水蒸気が、空気の中をただよっていた小さなほこりのつぶの周りに集まって、小さなしずくになります。これが雲のつぶです。そして雲のつぶがたくさん集まると、やがて雲になります。雲のつぶはとても小さく軽いので、高い空の上にふいている上昇気流(上向きの風)の力で、雲は空にうかんでいられるのです。
03
雨になって降る
雲のつぶどうしがくっつき合って、だんだん大きくなります。大きくなると重くなって、やがて下に落ち始めます。これが雨です。
04
雪になって降る
雲のできる場所の温度がとても低いと、雲のつぶはこおって氷のつぶになります。その氷のつぶどうしがくっつき合って大きくなり、重くなって落ち始めます。そのとき、下の空の温度も低いと、氷のままとけずに地上へ落ちていきます。これが雪です。
05
土を通って地下へ、やがて川へ
山や大地に降った雨や雪は、土の中にしみこんでいきます。土の下には、砂や岩のかけらでできた層があり、その下にはもっと大きな岩石でできた層があります。
地中にしみこんだ雨は、水をよく通す砂の層の中にたまり、ゆっくり移動します。大きな岩のすき間や割れ目を通って、もっと深いところまで移動する水もあります。地面の中には、いろいろな深さに水があり、どの水もゆっくり動いています。これを地下水といいます。
浅いところを流れていた地下水は、わき水になって出てきたり、井戸水としてくみ上げられたりします。地下水はやがて川や湖に入り、最後には海へと帰っていきます。