1月30日、鎌倉市立植木小学校で実施されたサントリー水育「出張授業」の様子を、運営担当がご紹介します。
今回の授業は、同校の理科専科の先生にお申し込みいただいたことから実現しました。児童の皆さんは、2学期の「土地のつくりと変化」の授業で、すでに「水循環」について学習されていました。
「授業1」を実施していただいた学校の先生から、当日の様子を伺いました。
「普段の授業に消極的になりがちな子でも、率先して参加できるプログラムでした。体験学習用ツールを通じて、水循環についての理解を深めることができたと思います。
児童たちはお互いに、水の旅シートのどこを巡ったかを見せ合いながら、とても生き生きと学習していました。」
授業で使用した「体験学習用ツール」
水は地球を旅していることを理解する
わたしたちの生活は水循環に影響を与えることを理解する
水育講師が行った「授業2」の様子をご紹介します。まずは、「授業1」で学んだ水循環や、私たちの生活が水循環の中にあることについて振り返りました。
その後、水循環の中にある森のはたらきや森の土について、水育講師と一緒に確認しました。実際に森の土を観察した児童の皆さんからは、「枯葉が入っていて、軽くてふわふわしている」「木とか植物が育ちやすそう」といった声が上がっていました。
また、大雨が森に降った様子を再現する実験では、2つの森の違いを比較し、大きな歓声が上がりました。児童の皆さんは、それぞれが感じた森の違いを熱心に水育講師に伝えていました。
授業前半の実験を通じて、フカフカな土のはたらきや「水を育む森」の仕組みを理解しました。また、「水を育む森」にしていくためには何が必要なのか、サントリーが行う森を守る活動をまとめた動画を通して学びました。
授業のまとめでは、「森によって水がきれいになる。きれいになった水を私たちが飲む。私たちが森を守る。」といった意見が出るなど、「授業1」「授業2」を通じて、水と森(自然)、そして私たちの関係について、児童たちの学びの深まりが感じられました。
あたり前にいつも使っていた水がこんなにも地球をめぐっている事にとてもおどろきました。これからは水を大切に使おうと思いました。
自然にとって水はとても必要なそん在で、人間にとっても大事なものだと、改めて気が付きました。
家でもしているようにこまめに水を止めて流しっぱなしにしないで、油もシンクに流さないようにすることができると思う。
理由は自然によごれた水を流さないようにすると森を大切にできるからです。
大人になったら、ボランティア活動として森や林をみんなできれいにしたいと思いました。なぜなら森や林を美しくすることによって、水がきれいになり、地下水や天然水などどして使用することができるからです。
一人だけでなく、みんなで工夫して水をせつ約したら水や自然を大切にできると思いました。理由は、一人でもせつ約したりできますが、一人より、みんなでせつ約した方がこう率が良いと思ったからです。
たとえば、水を出しっぱなしにしている人がいたら声がけをしたり、ポスターを作ったりすることです。
年間を通して理科の授業計画を立てるうえで、地学領域における水循環の理解度を高められるのではないかと期待し、申し込みました。また、授業に飽きさせない工夫のひとつとして、普段と違う先生(水育講師)に見てもらう経験が、子どもたちにとって良い刺激になるのではないかという狙いもありました。
教科書による座学だけでなく、さまざまな手法で授業が構成されていたため、これまで子どもたちに教えてきたことがパズルのように組み合わさり、理解が深まったと感じました。
校外学習に匹敵する体験を、比較的容易に子どもたちに提供できたことに、とても満足しています。
ゲーム形式や実際に土を触るなど、体感できる授業内容だったことで、普段は理科にあまり興味を持てない児童や消極的な児童が、自ら手を挙げて発表する姿が印象的でした。
また、外部から先生が来てくださったことで、児童たちは普段よりもメリハリのある態度で授業を受けていたように思います。
教材の使用方法を事前打ち合わせの際に質問できたため、指導手順がイメージしやすかったです。
また、水育「出張授業」のプログラムガイドに、教え方のコツや水に関する基礎知識が掲載されており、親切だと感じました。水についての前提知識や学習範囲が網羅されていて、とても指導者に寄り添った設計になっていると思います。
理科や地学をどのように教えたら良いか悩んでいる先生や、ひとつの単元に時間をかけられずビデオに頼らざるを得ない先生、教えたいことが多くて授業構成の引き算に悩んでいる先生に特におすすめです。
2時限の構成であり、児童が集中力を落とさない工夫も施されているため、授業構成のクオリティが高い点が強みだと思います。各単元の導入にもまとめにも利用できるので、ぜひ活用してみてください。
児童一人ひとりの個性をよく知る学校の先生が、「授業1」を心に残るよう工夫し実施されていたことに感銘を受けました。
「授業2」の終了後にも、「サントリー天然水」と地元の水を飲み比べ、グループで感想を伝えあう時間を計画してくださいました。「全然違う!」と各々の感想を伝えあいながら盛り上がるとともに、「水を育む森」の大切さをより実感した様子でした。
サントリー水育「出張授業」運営担当