「出張授業」とは
サントリーグループは、水や自然の恵みに支えられている企業として、2015年国連サミットで採択された「持続可能な開発目標(SDGs)」の課題解決に貢献すべく、サステナビリティ(持続可能性)の実現に向けたさまざまな取り組みを行っています。(詳しくはこちらから→)
未来に水を引きつぐためにをテーマとした「水育」も、その活動のひとつです。
「出張授業」は、小学校で先生方と一緒に行う授業です
「出張授業」は、小学校4・5年生を対象に、小学校の教室で行う学習プログラムです。
授業1(先生方による授業)と授業2(水育講師による授業)の2時限と、事後学習のホームワーク・アクティビティの3つで構成されています。
授業では、映像や対話を通して、自然のしくみや大切さを学び、地球上の水循環の中にいる自分たちが、未来に水を引きつぐために何ができるのかを考えます。ホームワーク・アクティビティでは、ICT機器を活用して授業の学びを深めることができます。
授業2(水育講師による授業)は、オンライン授業と対面授業の2つの授業形式があります。
授業風景は動画でご覧いただけます。
ホームワーク・アクティビティ「アクアタウンの冒険」は楽しく水循環を学ぶことができる、サントリーオリジナルの事後学習アクティビティです。「出張授業」を受けた児童だけが取り組むことができます。動画で内容をご覧いただけます。
児童の学び・気づき
- 4年生
- いまを生きている人たちが水を大切にすることが、未来の水につながっていくことがわかった。
- 誰かがやらなければ、水を生み出す自然がなくなると思ったので、大人になったら、水につながる仕事をしようと思いました。
- 5年生
- 水を大切にするために、「自然がないと、きれいな水は生み出されない」と、いろいろな人に伝えていきたいです。
- 水とわたしたちはつながっているから、水を大切にするために、わたしたちの意識を変えることをしたほうがよいと思いました。
先生方のご意見・ご感想
- 4年生の先生
- ご提供頂いた教材も分かりやすく、映像などもあり良かったです。子ども達が水環境について、積極的に考えられる良い機会になりました。
- ホームワーク・アクティビティについて、休み時間にやってよいと伝えたらすごく取り組んでいた。タブレットをあまり活用できていなかったので良かった。
- 5年生の先生
- 子ども達がグループでの対話を通して、自分と水とのつながりを意識して生活していきたいと思えるようになっていました。
- 「水」という児童にとって非常に身近なものを扱う内容だったので、とても興味をもって取り組めていました。授業後の自主学習の中で「水を大切にするためにできること」を考え、まとめている児童もいました。
実施実績
2006年の開始以来、2023年12月までに2,987校・約224,000名の方々にご参加いただいています。
- 活動の広がり
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2006年 埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県で開始 2007年 山梨県、京都府、大阪府、兵庫県、熊本県に拡大 2008年 鳥取県に拡大 2014年 愛知県に拡大 2015年 岐阜県に拡大 2020年 長野県に拡大
オンライン授業をエリア限定で開始2021年 オンライン授業を全国に拡大