ふりがなを表示ひょうじ

レベル3

水素と酸素で電気を生み出せ!燃料電池

  • #水(みず)のふしぎ

エコカーなどに利用(りよう)されて注目(ちゅうもく)の燃料電池(ねんりょうでんち)を作(つく)ろう!材料(ざいりょう)は、どれも身近(みぢか)にあるものばかり。
今注目(いまちゅうもく)のエネルギー、燃料電池(ねんりょうでんち)のしくみを体験(たいけん)しよう!

用意するもの

  1. プラスチック製(せい)の水(すい)そうまたは容器(ようき)

  2. 備長炭(びんちょうたん)…2本(ほん)

  3. 重(じゅう)そう…30グラム

  4. 水(みず)…400ミリリットル

  5. 空(から)のペットボトル

    500〜550ミリリットル

  6. リード線(せん)…2本(ほん) 質問

    ホームセンターなどに売(う)っている

    ※長(なが)さ30センチメートルくらい

  7. アルミはく

  8. 輪(わ)ゴム…2個(こ)

  9. 単三(たんさん)アルカリかん電池(でんち)…2個(こ)

  10. 単三(たんさん)かん電池(でんち)用(よう)の電池(でんち)ボックス

    ホームセンターなどに売(う)っている)

  11. LED

    発光(はっこう)ダイオード。ホームセンターなどに売(う)っている

    ※低輝度(ていきど)のもの

  12. わりばし

  13. 目玉(めだま)クリップ…4個(こ)

  14. はさみ

注意すること

  • 実験(じっけん)に使(つか)った水(みず)は飲(の)んではいけません。
  • 実験(じっけん)は水(みず)がこぼれてもいい場所(ばしょ)でやりましょう。
  • はさみなどを使(つか)うときは、大人(おとな)の人(ひと)といっしょにやりましょう。

※この実験(じっけん)は、水素(すいそ)と酸素(さんそ)の反応(はんのう)で電気(でんき)を生(う)み出(だ)すという燃料電池(ねんりょうでんち)の原理(げんり)を理解(りかい)するためのものです。実際(じっさい)の燃料電池(ねんりょうでんち)とは仕組(しく)みが少(すこ)し異(こと)なります。

実験しよう!

備長炭(びんちょうたん)燃料電池(ねんりょうでんち)を作(つく)ろう!

燃料電池(ねんりょうでんち)実験(じっけん)

  1. STEP01

    アルミはくを約(やく)20センチメートル×約(やく)4センチメートルに切(き)る。
    これを2まい作(つく)る。

  2. STEP02

    備長炭(びんちょうたん)のはしに1で切(き)ったアルミはくをまいて、先(さき)の部分(ぶぶん)を1センチメートルくらいつまんでおさえ、図(ず)のようにする。これを2本(ほん)分(ぶん)作(つく)る。

    ポイント

    アルミはくが備長炭(びんちょうたん)からはなれないように、しっかりまく。

  3. STEP03

    図(ず)のように、2の備長炭(びんちょうたん)を輪(わ)ゴムでわりばしに2本(ほん)並(なら)べて固定(こてい)する。
    備長炭(びんちょうたん)同士(どうし)がくっつかないように間(あいだ)をあけて、水(すい)そうに置(お)く。

  4. STEP04

    ペットボトルの中(なか)に、水(みず)と重(じゅう)そうを入(い)れ、ふたをしっかりしめたら、よくふる。

  5. STEP05

    水(すい)そうに重(じゅう)そうをとかした水(みず)を入(い)れる。

    ポイント

    アルミはくがぬれないように注意(ちゅうい)をする。

  6. STEP06

    リード線(せん)の両(りょう)はしに目玉(めだま)クリップをつける。
    これを2本(ほん)作(つく)る。

    ポイント

    リード線(せん)が目玉(めだま)クリップから取(と)れないように、しっかりつける。

  7. STEP07

    リード線(せん)の片方(かたほう)の目玉(めだま)クリップを、備長炭(びんちょうたん)にまいたアルミはくに、もう片方(かたほう)を電池(でんち)ボックスのプラス極(きょく)につなぐ。
    もう一本(いっぽん)のリード線(せん)も、となりの備長炭(びんちょうたん)にまいたアルミはくと電池(でんち)ボックスのマイナス極(きょく)につないで、電池(でんち)ボックスにかん電池(でんち)を入れる。

  8. STEP08

    しばらくすると、備長炭(びんちょうたん)からあわが出(で)てくるので、そのまま30分(ぷん)くらいおく。
    プラス極(きょく)からは酸素(さんそ)のあわ、マイナス極(きょく)からは水素(すいそ)のあわが出(で)てくる。

  9. STEP09

    30分(ぷん)後(ご)、電池(でんち)ボックスにつないだ目玉(めだま)クリップをはずして、LEDをつなげる。するとLEDが点灯(てんとう)する。

    ポイント

    LEDは、長(なが)い方(ほう)の足(あし)がプラス極(きょく)、短(みじか)い方(ほう)の足(あし)がマイナス極(きょく)になっている。
    LEDをクリップにつなぐときは、電池(でんち)ボックスのプラス極(きょく)につないでいた方(ほう)に長(なが)い足(あし)(プラス)を、マイナス極(きょく)につないでいた方(ほう)に短(みじか)い足(あし)(マイナス)をつなごう。

※実験(じっけん)で使用(しよう)した後(あと)のペットボトルは、お住(す)まいの地域(ちいき)のリサイクルルールに沿(そ)ってご対応(たいおう)をお願(ねが)いします。

どうしてLEDが点灯(てんとう)したのかな?
点灯(てんとう)したひみつを見(み)てみよう!

なぜこうなるの?

LEDが点灯(てんとう)したひみつ

重(じゅう)そうをとかした水(みず)と備長炭(びんちょうたん)だけなのに、LEDが点灯(てんとう)したのはなぜだろう?

水(みず)は、水素(すいそ)と酸素(さんそ)という目(め)に見(み)えないとても小(ちい)さなつぶがくっついてできている。
はじめにかん電池(でんち)をつないで電気(でんき)を流(なが)した。水(みず)に電気(でんき)を流(なが)すと、くっついている水素(すいそ)と酸素(さんそ)が分(わ)かれるんだ。
これを「水(みず)の電気分解(でんきぶんかい)」というよ。

矢印(やじるし)の向(む)きを逆(ぎゃく)にして考(かんが)えてみよう。酸素(さんそ)と水素(すいそ)をくっつけると、水(みず)と電気(でんき)ができると考(かんが)えられるね。

備長炭(びんちょうたん)には目(め)には見(み)えないとても小(ちい)さなあながたくさん開(あ)いていて、酸素(さんそ)と水素(すいそ)をたくわえることができるんだ。プラス極(きょく)には酸素(さんそ)、マイナス極(きょく)には水素(すいそ)がたまるんだよ。
電池(でんち)を外(はず)して、LEDをつなぐと、今度(こんど)は備長炭(びんちょうたん)にたくわえられた酸素(さんそ)と水素(すいそ)から電気(でんき)が生(う)まれるので、LEDが点灯(てんとう)する。という仕組(しく)みなんだよ。

水(みず)を電気分解(でんきぶんかい)したとき

LEDにつないだとき

電子(でんし)ってなあに?

電子(でんし)は、マイナスの電気(でんき)をもった小(ちい)さなつぶのことをいうよ。
電子(でんし)は、マイナスの電気(でんき)をもっているので、電池(でんち)のプラス極(きょく)のほうへ引(ひ)きよせられるんだ。
だから、電子(でんし)はマイナス極(きょく)からプラス極(きょく)へと流(なが)れるんだよ。
ちなみに、電子(でんし)の移動(いどう)のことを、電流(でんりゅう)というよ。

実験のまとめ

水(みず)に電気(でんき)を流(なが)すと、水素(すいそ)と酸素(さんそ)に分(わ)かれる。逆(ぎゃく)に、水素(すいそ)と酸素(さんそ)がいっしょになると電気(でんき)ができる。
はじめにかん電池(でんち)をつないで、水(みず)に電気(でんき)を流(なが)して、水素(すいそ)と酸素(さんそ)に分(わ)けた。次(つぎ)にLEDをつなぐと、備長炭(びんちょうたん)にたくわえられていた水素(すいそ)と酸素(さんそ)がいっしょになってできた電気(でんき)がLEDへ流(なが)れていくので、LEDが光(ひか)った。

実験(じっけん)・研究(けんきゅう)が終(お)わったら、
結果(けっか)をわかりやすくまとめてみよう!
夏休(なつやす)みや冬休(ふゆやす)みの
自由研究(じゆうけんきゅう)のまとめにも使(つか)えるよ!

他ほかの自由研究じゆうけんきゅうも
見みてみよう!